ウイルス対策への需要が高まる中、今注目を集めている『光触媒』ですが実は半世紀前から存在しています。光触媒とは太陽光や蛍光灯、LEDなどの光を吸収して強い触媒作用を発揮します。その光エネルギーは酸化チタンの超微粒子の中で変換されスーパーオキサイドを生成し、カビや細菌などの微生物やウイルスは、酸化チタン粒子表面で酸化され、不活性化されます。
また人体に有害であるホルムアルデヒド、ベンゼン、トルエン、メタンなどの有害物質は、酸化チタン粒子表面で分解されて、無害なCO2とH2Oに変換されます。
酸化チタンはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局のことで、日本の厚生労働省にあたる公的機関のこと)もその安全性を認めています。
従来の酸化チタンコーティングは定着させるためにバインダーという接着剤を使用していました。バインダーという接着剤を使用する事で『十分な光触媒効果』が得られませんでした。
しかし、最新チタンコーティングのナノゾーンコートは研究開発により超微粒子な酸化チタンにする事でバインダーを使用することなく酸化チタン抗菌効果を最大限発揮したコーティングを可能にし、インフルエンザウイルスなどのウイルスや細菌などを接触後、数十秒で不活性化します。
トイレなどの『臭いにおいの原因菌』も分解しますので、感染予防と共に『消臭効果』も期待できます。調理場などの水回りで発生しやすい『カビ』も分解しますので、一度施工してしまえば清潔な状態を常に維持する事が可能になりました。