遮熱塗料とは｜岐阜県岐阜市の外壁塗装専門店【エースペイント】屋根塗装、雨漏り修理、防水工事他、外装リフォームはお任せください！

そもそも遮熱塗料って何？

遮熱塗料とは、まぁ読んで字のごとく熱を遮断する塗料なのですが普通の塗料とどこが違うのでしょう。

それは塗料の中に太陽光エネルギーを反射する顔料やセラミック樹脂が混ざっており太陽光の熱を反射し表面温度や室内温度を下げる効果があります。

遮熱塗料でそんなに変わるのか？

遮熱って言われるとどうしても期待されがちですが実際のところどれぐらいかわるのでしょうか？

各塗料メーカーが実験されておりますがメーカーや塗料のグレードにもよりますがサーモグラフィで見ると屋根の表面温度が10度～20度ぐらい下がり室内温度は2度～4度ぐらい下がると言われます。数字だけ見ると思ったより下がりませんよね。

ほとんどの住宅で使用されている屋根と室内の天井には断熱材が入っており、そこで熱を封じ込め屋根の外側から熱を逃がしています。屋根から入った温度が下がれば必然的に室内も涼しくなるんじゃないの？と思いがちですが正直そこまでの温度変化は期待できません。しかしご自宅でエアコンの設定温度28度にすると熱く感じるのですが設定温度を26度にすると比較的涼しく感じたことはないでしょうか？その差2度で結構変わるものですよね。

住宅の場合は室内温度2度以上ですが、工場関係は別です！

大半の工場には室内の断熱材を入れれる天井が無い為、屋根が熱されればその熱がそのまま室内に入り、まるで蒸し風呂の如く暑くなります。自分も以前工場で働いておりましたが（20年以上前ですが）夏は外の気温が30度を超しているのに外の方が涼しく感じるぐらいでしたから、近年の工場勤務の方々は更に暑くなり大変だと思います。その工場に遮熱塗料を塗ると体感出来るぐらい変わると言われます。昔塗装させて頂いた工場では、（3年ぐらい前）工場勤務の方から「物凄い変わった！」「エアコンつけなくても涼しいぐらいで有り難い」と感謝されたこともありました。

遮熱塗料を使うとメリットは？

上記で書かさせていただきましたが、住宅の方々は室内温度2度以上しか変わらないからそんなに変わらないんじゃないかと思われがちですが、住宅敷地30坪のお宅でエアコンの設定温度を1度上げれば消費する電気量に対する料金は、10%節約できるのです。しかも電気代だけではなくご自宅の熱に対する建物のダメージも抑えてくれます。更には近年の塗料は品質が向上しており、一昔前の塗料とは違い1度施工すると10年～15年以上塗膜がもち、次回の塗り替えまでのスパンが長くなり経済的にもお得です。

ここでも工場関係は大きく変わってきます。工場は敷地が広く建物も大きいのでエアコンで冷やすとなれば消費電力も大きく経費もかなり嵩みます。そこに遮熱塗料を施工すれば室内温度も下がりエアコンの温度設定も上げれればかなりの経費が浮きます。更には中で働いていらっしゃいます作業員さん達も暑さで作業効率が下がっていた所、遮熱塗料を施工することにより室内温度が下がり快適に作業が出来、作業効率ＵＰに貢献出来ます。

いいことばっかりだけどデメリットは無いの？

やはりいい物はおすすめしたいのでいいことばかり書きがちですが勿論デメリットもあります。

その１　普通の塗料に比べると価格が高い
その２ 　色によっては効果の発揮の仕方が違う
その３　 材料の扱いが難しい

その１

やはり普通の塗料と比べると価格が上がります。遮熱塗料の中でも比較的安い品ですら普通の塗料の2％ぐらい高くなります。高価な塗料だと￥40.000円以上の物もあります。

しかしながら高価な物ほど遮熱効果・耐候年数もよく足場組立等の余分な経費が掛からず長い目で見れば高価な塗料ほどコストパフォーマンスに優れています。

その２

皆さん小学校で習ったと思いますが色あいが白い物～黒い物になるほど熱吸収がよいので塗料も若干の差が出ると言われております。

その3

これもやはり普通の材料より取り扱いが繊細で、施工も塗り方1つでムラの原因につながりますので施工材料を使用したことがあるプロの施工店選びも大切です。