羽島市 防水工事 完工しました!
2021.11.8
今回は屋上の防水工事の続きからレポートしていきたいと思います。
全面に通気緩衡シートを貼り付けたら、継ぎ目にはジョイントテープと塗料で密着させます。
通気口や手すりの立ち上げの部分にはメッシュを密着させます。
メッシュを貼り付けることで、地震の揺れがあっても塗料が追随してくることができるので、ひび割れなどのトラブルを起こしにくくなり、耐震性をアップさせることができます。
メッシュ工法は手間はかかりますが、美観のためにも実施したほうがいいのです。
通気緩衡シートの端は捲れてしまいやすいので入念に行う必要があります。
シートの設置が完了したらローラーで転圧をかけていきます。ここで圧をかけるのが甘いと後でシートが浮いてしまう原因になるので、しっかりかけていきます。
ここまでできたら上から下塗り材を塗布していきます。
乾燥時間を置いて次は塗料を塗り重ねていきます。
使用する下塗り材や塗料の種類、気温や天候によって乾燥時間は変わってくるので、その見極めも職人の経験値から出されるものです。
適宜塗料の乾燥状態を確認し、完全に乾燥してから次の作業にうつります。
下塗りが乾燥したら塗料を塗布していきます。
下塗り、中塗りもそうですが、十分な乾燥時間を設けない状態で上から塗り重ねてしまうと層の間で塗料が乾ききらず、その水分が原因で膨れに繋がってしまいます。
そのため、湿気が残った状態で塗り重ねることはしてはいけないのです。
上塗りをして乾燥させ、最後に仕上げのトップコートを塗り完成です。
トップコートには表面保護の役割があります、ベランダや屋上などの日光が当たる場所でも劣化を最小限にするために必要な工程です。このトップコートが捲れたり落ちてしまうとその下にある塗膜の劣化が始まってしまいます。
トップコートが乾いたら工事は完了です!
防水工事のメンテナンスの目安は10年に1度ですが、膨れやひび割れなど塗膜の劣化が出てきたら早めにメンテナンスを入れることをおすすめします。表面が劣化しているだけの状態であれば塗料を塗り重ねるだけで対処が可能です。
早めに対処することで費用も手間もかからず、長期的にコストの削減になります。
仕上がりを確認して、完工です。
浮きや隙間なく綺麗に施工できたと思います。ご依頼者様にもご満足いただけたようで何よりでした!
また定期的にご連絡いただければメンテナンスさせていただきますのでご連絡ください。
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