大垣市のお客様より板金が浮いていると言われ、調査に行ってきました！

2021.11.4

今回のお客様は屋根に知見のある親戚に板金が浮いていると言われ、不安になって調べてみると雨漏りにつながる、内部まで雨水が達すると膨大な修理費用がかかるという記事が出てきて焦り、当社にご連絡を下さったようです。

このようなネットの記事が大袈裟すぎる、と特に気に留めない方もいますが、実際にそのような膨大な修理費がかかってしまったというケースもたくさんあります。そのため、ちょっとでも不安になったら一度点検をしてもらうというのはいい選択だと思っています。検査をして何もなければそれはそれで安心ですし、何か見つかれば早めに対応することができます。こういう話をすると工事をさせるための文句かと思われるのですが、決してそうではありません。

進行が進んでからでは費用も高くなってしまい、大掛かりな工事になってしまうのでどちらにしろ気がついた時に点検をしてもらったほうがお客様もトータルで得になることのほうが多いのです！

もし、屋根が気にはなっているけど面倒くさくて何もしていないという人がいらっしゃったら、早めに対応することを考えたほうがいいでしょう。後々後悔しても屋根は元には戻ってくれないないので…こう考えると虫歯と同じですよね。

豆知識はここまでにして、では早速工事に入っていきたいと思います。
早速棟板金を外してみると、木材の湿り気はあるものの、腐食や劣化はそこまでひどくない状態でした。雨漏りなどの大きな事態になる前に早めに気がついてよかったと思います。貫板を撤去し、洗浄。その後新しい貫板を設置して新しい棟板金を設置し、釘で固定します。
この棟板金と屋根材の間に隙間があっては意味がないので、間が空かないようにコーキングで埋めていきます。これで工事は完了です！

12年前の住宅購入から一度もメンテナンスしてないとのことでしたので一応屋根全体を隈なく調査させていただきましたが、屋根の塗装だけ剥げが見られたので、こちらは早めに対応する必要があることをお伝えさせていただきました。

今回お話をするうちに外壁塗装についても検討されているようでしたので、外壁塗装と屋根塗装についてはまた日を改めて塗装するという話になりました！屋根塗装施工の際はよろしくお願いします^^