大垣市雨漏りの屋根調査を実施 | 岐阜県岐阜市の外壁塗装店【エースペイント】

大垣市　雨漏りの屋根調査を実施

2021.10.30

大垣市のお客様より、雨漏り調査のご依頼がありました。

2日前から室内への雨漏りでお困りのようで、屋根を調査してほしいとのことでした。
室内を確認させてもらうと、天井に茶色いシミがありました。排水管の水洩れや屋根裏の動物によるものでは無いことがわかりました。

早速屋根に登って調査をすると、屋根の棟板金を固定する釘が緩んで半分以上飛び出ており、棟板金と屋根材の間に隙間が生まれている状態でした。おそらくはここから雨水が侵入したものだと推測されます。
棟板金を撤去してみると貫板が湿っており、所々黒ずんで腐食している状態でした。

お客様に伺うと15年以上前に屋根の葺き替えを行ってから一度も屋根を気にしたことはないそうです。一度屋根の葺き替えをしたからもう気にしなくて大丈夫だという心理になっていたので、特に屋根を気にせず過ごしていたようです。
私たちからすると15年というと、屋根のメンテナンスをしないといつ、どこかしらに不調が出てもおかしくありません。
ちなみに15年前に葺き替えをしたきっかけになったのも雨漏りだったようです^^;
これからはせめて10年に一度は定期検査を実施することで、今回のような急な雨漏りトラブルになることを防げる旨をお伝えしました。

雨漏りの原因で多いのは、ベランダ、今回のような屋根の棟板金、窓サッシ、排水口の詰まりなどが挙げられます。
その中でも最も気付きづらく、進行も早いのが屋根の棟板金から発生する事例です。屋根のてっぺんにあることからそもそも棟板金の存在を知らない方も少なくありません。そのため、気がついたら棟板金内で侵食が進み、雨漏りとなって初めて気がつき、慌てて私たち業者に連絡してくるというパターンが多いのです。

そういうとなんだか怖い印象ですが、雨漏りの原因になりやすいところさえ押さえておけば、急な雨漏りトラブルに悩まされることはありません。台風が過ぎた後などは特に注意しましょう！

屋根の棟板金がトラブルになりやすいことを伝えて、その重要性を理解してくれました。定期的に検査をするようにしてくださいね。

また何かあればご連絡ください！